ストックフォトサイトを徹底比較!月額料金・条件で選ぶ【話題の5社】
こんばんは。だい(@dai_stockphoto)です。
今回は、話題のストックフォトサイト(画像提供サイト)を5社(写真AC、PIXTA、Adobe Stock、shutterstock、iStock)比較しつつ紹介していきます。
我々のようなサイト運営者がストックフォトサイトを使う理由としては、アイキャッチとして写真・イラストを使うことでサイトの差別化を図る目的が大きいと思います。「より理解を深める」または「目を引く手段」として使われるということですね。
ただ、最近ストックフォトサイトが増えたことで、どこを利用すれば良いのか?安心できるのか?料金が他と比べてどうなのか?これらを判断するのが正直難しくなってきたと思います。特に初めて利用される方はどこにすれば損をしないのか?迷っている方も多く居ると思います。
ストックフォトサービスは決して安くありませんので、自身のニーズに合ったサイト選びが重要です。今回はそういった方向けに料金と条件面を比較し、選択をする際に少しでも迷いが晴れるような内容の紹介をしていきます。
本記事を読むと「ストックフォトサービスの条件比較」により、自身にあったサービスを選ぶ・または見直すことができます。興味を持った方はぜひ見ていってください。
もくじ(本記事の内容)
ストックフォトサイトの条件比較
まず、比較した結論からお伝えします。今回はコストを一番重視して選びました。
結論:コストを重視しつつ質も求めるならこの3社!
- 写真AC - コスパを徹底的に重視して選ぶ
- PIXTA ー 豊富な素材で被りを防ぎつつ、国内の安心サポートも考慮する
- shutterstock ー ベクター画像で統一したり、超豊富な質の高い素材から選ぶ
僕が5社の中から「コスト」・「サイトの雰囲気に合わせた素材の入手」・「万が一の際の安心を基準」に選ぶとしたら、上記の3社がおすすめです。他の2社も決して質が悪いという訳ではありません。
下記で一つずつ説明してきます。
各社の月額料金や条件を詳しく見てみる
各社の条件は下記のようになっています。
ストックフォトサイト利用条件一覧
項目 | 写真AC(photoAC) | PIXTA(ピクスタ) | Adobe Stock | shutterstock | iStock |
---|---|---|---|---|---|
拠点 | 国内 | 国内 | 海外 | 海外 | 海外 |
素材点数 | 約426万点 | 約5114万点 | 約1億8443万点 | 約3億2327万点 | 約1億1264万点 |
プラン名 | プレミアム | 定額制 | 通常 | 標準 | 標準(全画像) |
ライセンスの種類 | RF | RF | RF | RF | RF |
月更新(月額) | 1066円 | 9900円 | 3480円 | 6000円 | 9900円 |
年更新(上段:月額 / 下段:年間or年払い) | 約960円 | 6380円 | 3480円 | 3500円 | 8400円 |
11513円 | 76560円 | 41760円 | 42000円 | 100800円 | |
DL総数(1か月) | 無制限 | 10点 | 3点(年更新は10点) | 10点 | 10点 |
無料トライアル | 一部あり(制限付き) | ー | あり | あり | ー |
商用利用(販売除く) | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 | 可能 |
残DL数の繰越し設定 | ー | あり | あり | あり | あり |
使用期限(ライセンス無効) | ー | DL後1年以内に使用しなかった | ー | ー | 契約終了後30日以内に使用されなかった |
著作権侵害サポート | 1トラブル50万円(累計) | 会員毎の総計で100万円まで | 1点あたり1万米ドル | 最大1万米ドル | アイテムごとに1万米ドル |
※写真ACの素材点数については記述が無かったため、カテゴリーの総枚数を足した枚数で計算しました。写真の重複カウントがあるかも知れませんのでご注意ください
今回ピックアップしたストックフォトサイトを比較する上で重要なポイントは下記の4つだと思います。
- 素材の取り扱い点数
- 取り扱い素材の中身
- サービスの月額料金
- ダウンロード総数
この4つを挙げた理由としては、他はサービス内容として大きな差がないことです。どのような形で見るべきか?一つずつ解説していきます。
素材の取り扱い点数
見て頂くと各社で素材の取り扱い点数が大きく異なるのが分かると思います。当然ながらですが、多ければ多いほどこのようなメリットがあります。
【メリット】
- 写真の被りが少なくなる(差別化しやすい)
- 自分が求める素材が見つかりやすい
素材が多いということはメリットしか無いように思えるかも知れませんが、人によってはこのようなデメリットが存在するかと思います。
【デメリット】
- 良い素材にたどり着くまでに時間がかかる
- もっと良いものがあるかも知れないと探し続けると素材を決められない
などがありますが、枚数が多いというのは基本的にはメリットの方が大きいと思います。
取り扱い素材の中身
上記の判断項目も重要ですが、素材点数が多いだけで選ぶのはやめるべきです。各社カテゴリーや検索からどのようなものが揃っているか確認できますので、下記のような観点で見るようにするのがポイントになると思います。
- サイト運営など内容(目的)に合った画像が提供されているか
- 画像サイズは適切なサイズが提供されているか
一言で画像を使うと言っても、写真を使うのか?イラストを使うのか?その辺も分かれると思います。適切な画像サイズが提供されているかという点もサイトを選ぶポイントになります。大きいサイズのものは小さく加工してしまうことも可能ですが、小さいものを拡大すると画像の粗が目立ちますのであまりおすすめできません。
サイト選びの際はそういったポイントでも確認してみましょう※今回は画像の詳細までは掲載していません
サービスの月額料金
これは単純ですが、料金は安い方が良いですね。月更新プランよりも年更新プランの方が安くなっています。1か月または無料トライアルで試してみて、継続利用に価値があると思ったら年更新プランに切り替えてみるのもアリだと思います。
ダウンロード総数
最も重要といっても過言では無いのが、ダウンロードの総数です。今回はあくまで最小のプランとしましたが、更に多くの画像をダウンロードできる定額プランもあります。しかし、その分料金も上がりますので、利用枚数に応じたプランを選択するのが一番良いと言えます。
それらを踏まえた上で、3社のおすすめ理由を説明します。
3社をおすすめする理由を解説(写真AC、PIXTA、shutterstock)
改めて確認しますが、選んだのは下記の3社です。
- 写真AC
- PIXTA
- shutterstock
理由を解説します。
写真ACを選んだ理由を解説
写真ACはメリットだけではありません。まず、デメリットから解説します。
写真ACのデメリット
- サイト自体がかなり重い
- 検索慣れが必要かも(思い通りの写真にたどり着くのに時間がかかる)
では反対にメリットを挙げると、
写真ACのメリット
- 素材数は十分多い
- 価格が安い
- ダウンロード数が無制限
- 国内で安心
このような形にまとめられます。
選ぶ際のポイントまとめ
写真ACのサイトは他のサイトの比べて動作が重くもたつき感があります。理由は広告収入を得る(クリエイターへの還元)ために広告が多く貼られているためです。貧弱なネット回線では画像が表示されるまでに時間が掛かってしまいますので、この点はデメリットと言えます。(広告非表示サービスもありますが有料です)
また、検索慣れしていないと、思うような画像を探すのに苦労するかも知れません。(より具体的な写真のイメージを検索ワードとして入れるようにすれば大丈夫です)
ですが、そんなデメリットがあっても、メリットの方が確実に上回ります。他と比較すると分かると思いますが、価格が安い!他社の1/3以下。さらにダウンロード数が無制限なのはスゴイの一言です!写真枚数は他と比べると1/10以下(イラストAC、シルエットACを含むと素材数は増えます)ですが人物・背景写真を中心に非常に多くの写真が揃っています。また、国内企業ですので、万が一の時にも安心できるのは良いポイントですね!
\写真AC公式HPを覗いてみる/
関連記事写真AC(photoAC)の魅力を紹介【無料あり/商用利用可能】
PIXTA(ピクスタ)を選んだ理由を解説
PIXTAも同じくデメリットから解説します。
PIXTAのデメリット
- 月額料金がそこそこ高い
- 無料では試せないので初めて利用する際に躊躇しやすいかも
反対にメリットを挙げると、
PIXTAのメリット
- 素材数が多く被りにくい
- 人気のストックフォトの中では価格が安い
- 国内で安心
このような形にまとめられます。
選ぶ際のポイントまとめ
料金については写真ACと比べれば圧倒的に高いと言えます。また、無料トライアルも用意されていないため、初めて利用する際の敷居は少し高くなってしまうのがデメリットだと思います。ただ、提供されている写真を事前に検索して探すことが出来ますので、それで満足できるか?事前に調べることで安心して利用出来るようになります。
また、国内最大級の素材数を誇るため、素材が他サイトと被りにくく、また人物写真(日本人)が多くあることが定評となっています。料金を写真ACと比較しましたが、人気のストックフォトサイトと同程度の水準で、中でも安い方に位置しています。
加えて、国内企業になりますので、日本語サポートや表記に関する所でも違和感がなく、万が一の際にも安心して利用出来ることが挙げられます。
\PIXTA公式HPを覗いてみる/
shutterstockを選んだ理由を解説
shutterstockも同じくデメリットから解説します。
shutterstockのデメリット
- 月額料金がそこそこ高い
- 日本人の人物写真は少なめ
反対にメリットを挙げると、
sutterstockのメリット
- 素材数が圧倒的に多く被りにくい
- 人気のストックフォトの中では価格が安い
- 無料トライアルがあり、入会の敷居が低い
- ベクター画像が秀逸
このような形にまとめられます。
選ぶ際のポイントまとめ
PIXTAと同じですが、写真ACと比べれば圧倒的に高いと言えます。また、外国人の写真は多いですが、日本人の人物は写真ACやPIXTAに比べるとやはり少ない印象のため、目的を絞る時に考慮するべき点だと思います。
sutterstockは、1か月の無料トライアルが用意されており、初めて利用する方の敷居はとても低いです。さらに人気ストックフォトの中では価格が安いため、写真が気に入るのであればおすすめです。
素材数も他社に比べて圧倒的に多いため、素材が他サイトと被りにくい部分は高評価と言えます。また、ベクター画像がかなり秀逸ですので、ベクター画像を探している方には特におすすめです。
海外企業にはなりますが、サイトは日本語で利用できますので、利用に困ることが無いのも良いですね!
\shutterstock公式HPを覗いてみる/
ストックフォトを上手く活用しよう
今回3社に絞ってお伝えしましたが、残りの2社もサービスとしてはかなり優秀です。画像だけでなくビデオクリップも提供していたりしますので、興味のある方は、ぜひ公式サイトからご確認ください。
ストックフォトサイトを活用して、魅力のある発信ライフを送りましょう!
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